物語その1 〜昭和の中期「和諷瑠」誕生
その昔、今池の都通りに評判のワッフル店がありました。とても美味しく、御園座の役者さんにも大変好評だったそうです。そのワッフルの皮を焼く機械は、元自動車メーカーの技術者だった店主が自ら作りあげたものでした。こうして「和諷瑠」の物語は始まったのでした。
物語その2 〜平成の二代目は「和諷瑠’S」
初代が作ったワッフル焼き機は二代目に引き継がれ、小幡駅前でワッフルを焼き続けました。お店は移転し、「覚王山和諷瑠’S」となり、多くの人に愛されてきました。
そしてついに令和6年の春、惜しまれつつもその歴史に幕をおろすことになったのでした。
物語その3 〜三代目として、「フリル」として
長年のファンだった店主が前オーナーより声をかけていただき、大切に使われてきたワッフル焼き機を受け継ぐことになりました。「あなたはあなたのワッフルを」というお言葉をいただき、お店の名前を新しく「フリル」としました。「和諷瑠」の伝統も大事にしながら、末長く愛されるワッフルをお届けしていきたいと願い…こうして「フリル」の新しい物語が始まりました。